東京のマンションのベランダと室内で、南国の植物や観葉植物をいくつも育てています。毎年秋になると考えるのが「この子は冬、ベランダに置いたままでいいのか、何度になったら室内に取り込むべきか」です。
やってみて分かったのは、同じ南国の植物でも、冬の扱いはまるで違うということでした。マンゴーは半年以上を室内で過ごさせないと傷みますが、ガジュマルやフェイジョアは外に出しっぱなしで冬を越せました。
この記事では、うちで育てている8種の冬越しの方法と結果を一覧にまとめました。取り込む温度の目安、冬の水やり、室内での置き場所のほか、うまくいった話だけでなく、冬をはさんで枯らした失敗も載せています。

この記事でわかること
- 東京のベランダで外のまま冬を越せた植物と、室内に入れないと傷んだ植物
- マンゴーを室内に取り込む時期(10月上旬)と、外に出す目安(最低気温13度以上)
- 室内での冬越しで気をつけていること(室温20〜25度、育成ライト1日11〜12時間)
- 冬をはさんで枯らした失敗と、そこから学んだこと
結論:冬越しの方法は植物ごとにまるで違う(8種の一覧)
| 植物 | 冬の置き場所 | 結果 |
|---|---|---|
| マンゴー | 10月上旬〜6月下旬は完全に室内 | 室温20〜25度で冬も成長。実感では12度以下で傷む |
| ガジュマル | ベランダに出しっぱなし | 越せた(外での冬越しはまだ1回) |
| フェイジョア | ベランダに出しっぱなし(7号鉢) | 二年生の苗で越せた。翌年の12月に収穫 |
| レモン(ピンクレモネード) | ベランダに出しっぱなし | 1本目は外のまま越せた(2021年3月) |
| ピンクグアバ | これから判断 | 今年が初めての冬 |
| フクギ | これから判断 | 今年が初めての冬 |
| アダン | これから判断 | 今年が初めての冬 |
| 月桃 | 最初から室内(育成ライトの近く) | 今年が初めての冬 |
「南国の植物だから全部取り込む」でも「全部外で平気」でもありませんでした。ここから、植物ごとに書いていきます。
室内で冬越しさせる植物:マンゴー(12度以下で傷む)
いちばん寒さに弱かったのがマンゴーです。他のサイトでは耐寒温度7〜8度と書かれていることが多いのですが、私の実感では12度以下でダメージが出ます。
- 取り込み:10月上旬に室内へ。日当たりのよくないベランダなら、9月中旬でも早すぎることはありません
- 室温:11月中旬からエアコンで管理し、冬は20〜25度をキープ
- 光:窓際は冷えるので窓から離して置き、植物育成ライト(BARREL AMATERAS)で1日11〜12時間補う
- 外に出す:最低気温13度以上で、風が収まってから。うちでは6月下旬です
暖房なしでも越せるのかは、1本目で試しています。室温10度前後で越冬させたところ、成長はほぼ止まり、枯れはしませんでしたが葉は次々に枯れました。おすすめはしません。
逆に、エアコンで春先くらいの室温を保つと、マンゴーは冬でも成長を続けます。そのぶん土の乾きも早いので、冬眠させるときの水やり(2週間に1回)のままだと足りません。うちでは2〜3日に1回の水やりと緩効性肥料でうまくいきました。この「成長しているのに冬の育て方をしていた」失敗は、こちらに詳しく書いています → マンゴーの冬越し|室温25度で失敗したことと、春に立て直した方法
ベランダで外のまま冬越しできた植物:ガジュマル・フェイジョア・レモン
ガジュマルの冬越し|ビニールで下半分を覆って、ベランダに出しっぱなし
2019年に100円ショップで買ったガジュマルは、いま2mほどあります。ベランダに出しっぱなしで、冬も取り込まずに越しました。外で越した冬はまだ1回だけですが、このまま越せています。
- 透明の大きなビニール袋で株の下半分を覆い、通年かけっぱなし(気根を増やすため)
- 冬の水やりは2週間に1度ほど、晴れが続きそうな日に
- 冬は肥料をあげない

→ ガジュマルの気根を増やす方法|100均の株を2mに育てた記録
フェイジョアの冬越し|二年生の苗でも外で越せた
2020年10月に約50cmの二年生苗を買い、7号鉢でベランダに置いています。耐寒性はあまり高くないと言われていたので、「少しでも元気がなくなったら室内に避難させる」つもりで外に出したままにしましたが、室内に取り込む必要はありませんでした。翌2021年の12月には実を収穫して食べています。

レモンの冬越し|外のまま越せたが、春の植え替えで枯らした
斑入りレモンの「ピンクレモネード」は、2020年の夏から育てた1本目が、ベランダで特に何もせず外に出したまま冬を越しました(2021年3月)。その後、樹高40cmくらいまで育っています。
ただ、この1本目は2026年3月の植え替えで根を切り過ぎて、そこから傷んで枯らしてしまいました。寒さではなく、根を傷めたことが原因です。いまは2本目を2.5号の鉢で育てていて、苗が小さいぶん、この冬を越せるかが最初の関門です。

→ レモンの記事
今年はじめて冬越しする植物:グアバ・フクギ・アダン・月桃
- ピンクグアバ:9月20日に植え付けた樹高20cmの苗。熱帯の植物なので、ベランダで越せるとは思っていません。マンゴーと同じく最低気温13度を目安に、取り込むかを判断するつもりです → グアバの記事
- フクギ:耐寒性は弱めで、冬は室内管理が無難と言われています。取り込むのか外に置くのか、結果を記事に追記します → フクギの記事
- アダン:南国の海辺の木です。ベランダのままか室内に取り込むかは、気温を見ながら決めます → アダンの記事
- 月桃:最初から室内で、植物育成ライトの近く(1日12時間くらい点灯)に置いています。ベランダ組よりは冬の心配が少ないはずです → 月桃の記事
この4つがどうなったかは、春になったらこの記事の一覧にも反映します。
冬越しで枯らした失敗:原因は寒さより「冬の前後の植え替え」だった
寒さそのものより、冬の前後に根を傷めたことで枯らしたケースが2回ありました。
- マンゴー2本目:一度は冬越しに成功したのに、秋に植え替えたあと少しずつ弱り、春には枯れてしまいました。根が傷んだところに、生育の止まる冬が重なったのではないかと考えています
- レモン1本目:外で冬を越したあと、2026年3月の植え替えで根を切り過ぎて枯らしました
どちらも断定はできませんが、寒い時期の前後の植え替えは慎重に、というのが今のところの教訓です。マンゴーの根腐れで枯らした1本目の記録も、冬の水やりの参考になると思います → マンゴーの根腐れの記録
よくある質問
Q. 南国の植物は、何度になったら室内に取り込めばいいですか?
植物によって違います。うちのマンゴーは、実感では12度以下でダメージが出るので、10月上旬に室内へ取り込み、最低気温13度以上になるまで外に出しません。一方で、ガジュマル・フェイジョア・レモンは、東京のベランダで外に出したまま冬を越せました。
Q. 暖房なしの部屋でも冬越しできますか?
マンゴーの1本目は、暖房なしの室温10度前後で越冬させました。枯れはしませんでしたが、成長はほぼ止まり、葉は次々に枯れました。寒さに弱い植物には、おすすめしません。
Q. 冬の水やりはどのくらいの頻度ですか?
外で冬越ししているガジュマルは、2週間に1度ほど、晴れが続きそうな日にあげています。室内のマンゴーは、成長を止めて冬眠させるなら2週間に1回で十分ですが、エアコンで室温を保って成長させている場合は乾きが早いので、2〜3日に1回にしています。
Q. 冬は窓際に置けば日当たりは足りますか?
窓際は冷えるので、うちではマンゴーを窓から離して置き、植物育成ライト(BARREL AMATERAS)で1日11〜12時間、光を補っています。
まとめ:まずは「外で越せるか」を植物ごとに確かめる
- マンゴーは10月上旬〜6月下旬は室内。実感では12度以下で傷む
- ガジュマル・フェイジョア・レモンは、東京のベランダで外のまま冬を越せた
- 冬の水やりは控えめに(ガジュマルは2週間に1度)。ただし室温を保って成長させるなら、乾き具合に合わせて増やす
- 冬の前後の植え替えで根を傷めると、冬をはさんで弱りやすい
今年はじめて冬を迎えるグアバ・フクギ・アダン・月桃の結果は、それぞれの記事と、この記事の一覧に追記していきます。
更新履歴
- 2026年10月13日:公開

コメント