うちでは今、マンゴー・ガジュマル・フクギ・グアバ・月桃・アダン・マングローブ・レモンなど、南国の植物を東京のベランダと室内で育てています。
鉢と土は、植物ごとに少しずつ変えています。きっかけは、種から育てた1本目のマンゴーを根腐れで枯らしたことでした。それ以来、鉢と土を選ぶときは「水はけ」と「今の根の量に合っているか」をいちばんに考えるようになりました。
この記事では、いま実際に使っている鉢と土の組み合わせと、それぞれを選んだ理由をまとめます。

この記事でわかること
- 9種類の南国植物に、どの鉢と土を使っているか(一覧表)
- スリット鉢を使っている理由
- 鉢のサイズを「今の根の量」に合わせる考え方
- 室内観葉植物用の土・鹿沼土+日向土・サボテンの土の使い分け
- マンゴーの根腐れで分かった、土の失敗のサイン
結論:植物ごとの鉢と土の一覧
| 植物 | 鉢 | 土 |
|---|---|---|
| マンゴー | 5号ロングスリット鉢 | 室内観葉植物用の土(3本目)/鹿沼土+日向土 1:1(それまで) |
| ガジュマル | 8号ロングスリット鉢 | — |
| フクギ | 5号ロングスリット鉢 | 鉢底に大粒の鹿沼土、残りはサボテンの土 |
| ピンクグアバ | 3.5号スリット鉢 | 室内観葉植物用の土 |
| アダン | 3.5号スリット鉢 | 室内観葉植物用の土 |
| ピンクレモネード | 3.5号ロングスリット鉢 | 観葉植物の土 |
| 月桃 | 2.5号スリット鉢(苗についてきた物) | もとの土+室内観葉植物用の土 |
| マングローブ | 2.5号スリット鉢(苗についてきた物) | もとの土+サボテンの土 |
| フェイジョア | 7号鉢 | — |
「—」は、記録に土の種類を残していなかったものです。こうして並べると、ほとんどがスリット鉢で、土は大きく分けて3種類だと分かります。
スリット鉢を使っている理由
スリット鉢は、鉢の側面と底に細長い切れ込み(スリット)が入った鉢です。うちでスリット鉢を選んでいる理由は、根詰まりと根腐れを避けたいからです。
- 水と空気が側面からも抜けるので、根が蒸れにくい
- 根が鉢の内側をぐるぐる回る「サークリング」が起きにくい
フクギを植えたときも、グアバを植えたときも、決め手は同じでした。マンゴーを根腐れで一度枯らしているので、水はけと通気は最優先にしています。

鉢のサイズは「今の根の量」に合わせる
鉢のサイズで気をつけているのは、大きすぎる鉢にしないことです。
グアバは樹高20cmほどの苗だったので、3.5号から始めました。小さめですが、苗に対して大きすぎる鉢は土がなかなか乾かず、かえって根腐れのもとになります。今の根の量に合ったサイズから始めるというのが、これまでの失敗から学んだことです。
月桃とマングローブは、那覇空港で買った苗についてきた2.5号のスリット鉢をそのまま使っています。小さな苗なので、まずはこのサイズで十分だと考えました。
大きく育った株は、背の高いロングタイプのスリット鉢にしています。2mほどになったガジュマルは8号のロングスリット鉢、フクギとマンゴーの3本目は5号のロングスリット鉢です。
土の使い分け①:室内観葉植物用の土(いまのメイン)
いまいちばん使っているのは、市販の室内観葉植物用の土(プロトリーフ)です。アダン・グアバ・月桃・レモンの2本目、マンゴーの3本目に使っています。
土は、ホームセンターとネットで買っています。
選んだ理由は、管理を楽にしたかったからです。袋から出してそのまま使えるので、苗が届いたその日に植え付けられます。グアバのときは、以前の植え替えで余って取っておいた分をそのまま使いました。
月桃とマングローブは、苗のもとの土をそのまま残し、足りない分だけを足しています。買ったばかりの苗の根を傷めたくないので、根鉢は崩さないようにしています。
土の使い分け②:鹿沼土+日向土(1:1)
マンゴーの2本目までは、鹿沼土と日向土を1:1でブレンドしていました。粒の大きさは、どちらも小粒にそろえています。
この配合にしたのは、1本目のマンゴーを根腐れで枯らしたあと、水はけを最優先にしたかったからです。土が固まって水はけが落ちるのを防げます。実際、この配合にしてからは、乾ききる前に水をあげても根腐れしませんでした。
ただ、どちらも栄養のない土です。マンゴーの冬越しでは、新芽が出ているのに肥料をまったく与えていなかったこともあり、葉が落ちていきました。この土を使うなら、肥料は別に考える必要があると感じています。
土の使い分け③:サボテンの土(フクギ・マングローブ)
フクギには、サボテンの土(砂っぽいタイプ)を使っています。鉢底には大粒の鹿沼土を敷きました。
理由は、自生地のフクギが砂地に生えているからです。沖縄の備瀬のフクギ並木も、海沿いの集落にあります。もともと砂の中で根を張ってきた木なら、鉢の中もそれに近いほうが自然だろうと考えました。園芸の本にそう書いてあったわけではなく、その木が生えている場所から逆算した選び方です。
マングローブも、足りない土をフクギと同じサボテンの土で補いました。ほぼ砂のような土です。マングローブは水辺の植物なので、受け皿に水をためる腰水で育てています。

失敗から分かった、土が合っていないサイン
1本目のマンゴーを根腐れで枯らしたときは、土に分かりやすいサインが出ていました。
- ほかの鉢と違って、マンゴーの土だけがいつまでも湿っている
- 土の表面に苔が生える
- 掘り起こすと、根の周りが薄緑色のとても硬い土の塊に覆われていた
葉の斑点を止めようと薬剤を土にもかけ続けていたこと、種の外皮を取らずに植えたことも重なって、土が固まり、水はけが悪くなっていました。いちばんの後悔は、土の乾きが遅いと思いながら、対処が遅れたことです。

くわしい経過はマンゴーの根腐れの記録に残しています。
まとめ:迷ったら「水はけ」と「小さめの鉢」
- 鉢はスリット鉢。根が蒸れにくく、根腐れを避けやすい
- サイズは今の根の量に合わせて小さめから
- 土は、手軽さなら室内観葉植物用の土、水はけ重視なら鹿沼土+日向土、砂地の植物ならサボテンの土
- 土がいつまでも乾かないときは、すぐに手を打つ
実際に使っている鉢と土の商品は、実際に使っている道具の一覧にまとめています。植物ごとの育て方は、それぞれの記事をどうぞ。


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