睡眠の質にも効果的な寝室インテリアにおすすめ観葉植物5選

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寝室の観葉植物

睡眠の質にも効果的な寝室インテリアにおすすめ観葉植物5選

「ぐっすり眠れない」「寝てるはずなのに疲れが取れない」「目覚めが悪い」そんな悩みを抱えてないでしょうか?

睡眠の質が悪くなると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなる上に、様々な病気の進行を加速させるともいわれています。
また、精神的にも疲労が溜まりやすく記憶力や判断力、集中力等が低下してうつ病になるリスクも高まります。

このように心身ともに大きなダメージを与えてしまう睡眠の質の低下について
睡眠の質が下がってしまう原因を取り除いて、健康的な生活を取り戻す方法として
観葉植物を生活に取り入れることをおすすめします。

睡眠の質とは

そもそも睡眠の質とは睡眠時間だけで計ることはできず、様々な要因によって構成されています。
ではどのようなもので構成されているかというと以下の指標が目安になっています。

  • 体内時計が自然界のリズムに同調しており、朝起きて夜寝る生活習慣になっている
  • 個人に必要となる睡眠時間が確保されている
  • 日中に過度な眠気や意図しない居眠りがなく、ぐっすり眠れる
  • レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが規則的である
  • 就寝してから入眠までに時間がかからず、すぐに眠れる
  • 起床してから行動開始までの推移が円滑であり、気持ち良く目覚めることができる
  • 主観的な睡眠の満足感を得ている
    ※セゾンのくらし大研究より参照

睡眠の質が下がる原因

睡眠の質が下がる理由はさまざまですが大きく関係するのは生活習慣と寝室環境、ストレスの3つが原因と言われています。

生活習慣

生活習慣では光が大きな影響を与えます。例えば画面からブルーライトが発せられるスマートフォンやテレビを見ることです。
ブルーライトは質のよい睡眠に不可欠なホルモンであるメラトニンの分泌を減らし、眠気を解消させてしまう効果があります。

寝室環境

温度と湿度、広さ、明るさ、音などは睡眠へ大きな影響を与えます。暑すぎたり、寒すぎたりする部屋で寝苦しい経験をしたことがあると思います。
よくテレビや音楽をかけながら睡眠に入る方もいますが図書館程度の静けさである40デシベル以上の音があるのも睡眠によくない影響を与えるといわれています。
ただし自然環境音(川のせせらぎや波の音など)にはリラックス効果を引き出す波長となっており、睡眠の質向上には有効といわれています。

ストレス

仕事上でのハラスメントや長時間労働などのストレスも睡眠に影響します。
通常、日中は交感神経が、眠るときは副交感神経が優位に働くようになっていますが、
ストレスが原因で自律神経のバランスを崩してしまうと眠ろうと思っても交感神経が働き、不眠や睡眠の質を下げる原因となります。

観葉植物のリラックス・ストレス軽減効果

生活習慣や寝室環境については自身の心がけ次第で改善できると思います。
しかし、ストレスにおいては外部からの影響が大きいため根本原因の解決が困難だと思います。
私自身も睡眠の質には悩まされていましたが観葉植物を置くようになり、リラックスでき、ストレスが軽減されて睡眠の質が向上しました。
そのためストレスの軽減のためにリラックス効果のある観葉植物を寝室に置くことをおすすめしたいと思っています。

では「なぜ観葉植物にストレス軽減(リラックス)効果があるのか」「どんな観葉植物がいいのか」
このような観点でご紹介できればと思います。

香り成分の効果

観葉植物は「フィトンチッド」と呼ばれるリラックス効果を促す香り成分を放出しています。
この成分が森林浴などで開放的な気分になる一つの要因のため森林浴のようなリラックス効果やストレス軽減効果に繋がります。

見た目の効果

人の視界に占める観葉植物の割合「緑視率」が高い空間は、心理的ストレスや生理的ストレスを感じにくく、リラックス効果を実感しやすいといわれています。
また、植物の色で目の眼精疲労の指標である「フリッカー値」というものが軽減されるという研究結果もあります。
参考記事:観葉植物を見ることがVDT作 業に伴う視覚疲労に及ぼす影響

空気清浄能力の効果

観葉植物はもちろん光合成をおこなっています。
この光合成には二酸化炭素を吸収する性質はもちろん有害な物質を吸着・除去する効果があります。
また、観葉植物によってはマイナスイオンを放出するものもあり空気清浄効果やリラックス効果が期待できます。
※AND PLANTSより参照

趣味につながる効果

私自身、無趣味だったのですが観葉植物を置くようになってお世話自体が楽しくなりました。
それによって新しい観葉植物を探しに出かけたり、剪定したりと休日を活動的に過ごせるようになりました。
これも気分転換になり、ストレス軽減につながっています。

寝室におすすめな観葉植物

「香り成分によるリラックス・ストレス軽減」、「眼精疲労の軽減」、「空気清浄・有害物質の除去」
これらの効果が見込める観葉植物は睡眠に直結する寝室のインテリアにおすすめです。

とはいえ寝室に置くと日光があまり入らなかったり、水やりをついつい忘れてしまったりするかもしれません。
また、あまり横に広がると場所をとってしまってインテリアとしても配置に困るかもしれません。
そこで日光不足や水不足にも強く、配置に困らない観葉植物をその特徴と共にご紹介します。

パキラ

1つ目は「パキラ」です。
パキラは風水的にも金運アップの効果があり、開店祝いなどにもよく送られる観葉植物です。
もちろん日光不足、水切れにも強く観葉植物初心者にもおすすめの種類になっています。
3つ編み状に仕立てられているのが特徴的ですがもちろん普通の木のように育てられているものもあります。
寝室の雰囲気に合わせて樹形を選ぶのも楽しいかもしれません。

 

フィカス・ウンベラータ

2つ目は「フィカス・ウンベラータ」です。
フィカスには多くの種類がありますがその中でも代表的なのが「ウンベラータ」です。
丸みを帯びた葉の形が人気で風水的にも調和をもたらす気があるといわれています。
フィカス・ウンベラータも日光不足には強いですがパキラほど水切れには強くありません
とはいえ「少し元気がないかな?」と思ったときにあげる程度でも問題はありませんのでこちらも育てやすい観葉植物です。
パキラと同様にフィカス・ウンベラータも枝が特徴的な観葉植物です。
綺麗に湾曲しているものはデザイン性もあってとても人気があり、おしゃれな部屋のインテリアにも使用されることが多いです。
睡眠の質向上はもちろん、寝室をおしゃれにレイアウトするにもおすすめな観葉植物です。

 

ストレリチア・オーガスタ

3つ目は「ストレリチア・オーガスタ」です。
バナナのような大きめの葉っぱで トロピカルな雰囲気が特徴的な観葉植物です。
葉が大きいこともあり、葉っぱからの水の蒸発により加湿器の役割も期待できる観葉植物です。
日光不足には強いですが葉が大きいこともありこちらもパキラほど水切れには強くありません。
ただ、フィカス・ウンベラータと同様に水不足になったからといってすぐに枯れるような弱い観葉植物ではないので
こちらも「少し元気がないかな?」と気が付いたときにお水を与えてください。
加湿効果もあるので冬場は特に睡眠の質向上に良い観葉植物だと思います。
アジアンテイストの寝室レイアウトにもおすすめです。

 

サンセベリア

4つ目は「サンセベリア」です。
サンセベリアはマイナスイオンを放出するということで話題になり、一時期品薄になるほど人気が出た観葉植物です。
葉っぱがトゲトゲしているような印象がありますがそんなことはなく、自体は肉厚で柔らかいです。
また、縦に伸びる特徴があるので場所も取りません。
もちろん日光不足には強く、常に乾燥気味でも良いくらい水不足にも大変強いです。
育てやすさ、睡眠の質向上のという点では一番お手軽な観葉植物かもしれません。

 

ポトス

5つ目は「ポトス」です。
今までは比較的大きめの観葉植物をでしたがポトスは比較的コンパクトに育てられる種類です。
ただ「ヘゴ仕立て」という縦に誘因して大きくする方法もありますが小さな鉢で育てるケースが多いです。
今まで紹介した観葉植物の中では一番日光不足に強いです。水切れにも強いので大変育てやすいです。
また、ポトスは斑入りのものや明るい色のものなど大変種類が多く
つる性という特徴も活かして上から吊るなどレイアウトのバリエーションとしても幅の広い観葉植物です。

 

その他おすすめ観葉植物

比較的日光を好むものや水切れに弱かったりするのですが葉や茎に特徴があり、インテリアにおすすめな観葉植物をご紹介です。

ガジュマル

ガジュマルはその特徴的なフォルムが人気な観葉植物です。
沖縄では「キジムナー」という精霊が宿るといわれています。
気根と呼ばれる根っこが入り組んでいる姿をタコに見立てて「多幸(たこう)の木」としても親しまれています。
ガジュマルはとても生命力の強い観葉植物なので日光不足の場所でも育ちますが日当たりの良い場所だとより元気に育ちます。

 

クロトン

クロトンはと鮮やかな色が特徴的な観葉植物で最近とても人気があります。
また品種も多く、葉っぱの形、色、樹形など様々なのでお気に入りの一つを探すのも楽しいです。
ただ、クロトンは日光不足に大変弱く、日当たりの良い場所でないと育てることが困難です。
お部屋のアクセントにはとても良い観葉植物だと思います。

 

その他睡眠の質向上への対策

睡眠の質向上のために観葉植物でストレス軽減に取り組んできましたが
他にも寝室の環境改善にて睡眠の質を向上させるための方法を2つご提案します。
睡眠前後の光の調節によって睡眠のリズムを整える「トトノエライト」
赤ちゃんの寝かしつけから大人まで、睡眠環境を整えるトトノエライト。

体の歪みを矯正させる整体まくら「Cure:Re THE MAKURA」
首・肩・腰の痛みを寝てるうちに治したい!

まとめ

睡眠の質向上には生活習慣、寝室環境、ストレスが大きくかかわっていることをご紹介しました。
ストレスについてはなかなかご自身だけの努力では解決しないことも多いです。
そこでリラックス・ストレス軽減効果が期待できる観葉植物を寝室のインテリアとして導入することで
手軽にそして新しい趣味として睡眠の質向上に役立てられればと思います。

また、観葉植物についておしゃれにインテリアしたいという欲が出てくるかもしれません。
そんな時は鉢カバーを変えるだけでも印象が大きく変わり、とてもおしゃれに部屋を演出できます。
陶器鉢ならウィッチフォードというブランドが有名で観葉植物を楽しむ方の憧れ的なブランドがありますのでご参考にどうぞ。
今後、観葉植物に合ったお気に入りの鉢カバーを探すのも楽しみの一つになるかもしれません^^
フルーティッド・チューリップ・ジャー 直径35cmサイズ[Whichford Pottery ウィッチフォード 植木鉢]

また、観葉植物に限らず買ってきた果物の種を植えてみるのもいいかもしれません。
私自身マンゴーを種から育てていたりしますのでご参考にしていただけると嬉しいです。
【東京マンゴー育成】栽培方法まとめ

観葉植物が皆様の睡眠の質が向上に役立つことを期待しております。

それではまた!

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